昨年、雑誌の『クロワッサン』の取材を受けた際、マガジンハウスの編集者、立石さんたちと一緒にあたりを散策した。KUSA cafeやnayaに案内しようと車を走らせていたとき、見慣れぬ店ができていることに気がつく。こんな店だ。
むむ、ここは最近までなかったぞ。とにかく入ってみることに。
駐車場に車を止めて、そこから店までのアプローチがいい。敷地が広い房総だから可能な贅沢だ。庭もよく手入れがされている。
「カレント」、という洋食屋らしい。
内部空間はこじんまりと、ストイックなインテリアだけど、上品で居心地がいい。大きな窓から見える庭の緑がなごませてくれる。
ランチを食べてみた。チキンの煮込みとエビフライ。あと、サラダ、小さなケーキ、コーヒーがついていた。
象がトレードマークのようだ。こんな店が家の近くに少しづつ増えている。僕の房総生活も、それに比例して充実してきますように。
東京R不動産のディレクターでもある馬場正尊が、ふとしたきっかけから房総に土地を買い、家を建て、生活を始めるまでのストーリー。資金調達から家の設計、周辺の環境や人々との交流、サーフィンの上達? まで。彼の人生は些細な気づきから、大きくそれていくことになる。馬場家の東京都心と房総海辺の二拠点生活はこうして始まった。房総R不動産トップページへ
馬場正尊