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2008.12.3

一軒家リノベーション

吉里裕也
 

中古の一軒家をリノベーションするのって意外とイイ。
新築に比べて簡単にできるし、壁を取ったり、穴をあけたり、マンションに比べて何かと自由だし、作業をしながら使えるのも良いと思う。

このボートハウスは、こんな風にリノベートしようと思ってる。

なにせ部屋の中は小さいので、外部のスペースをうまく使うということを一番に考えた。
池に向かって張り出すようにデッキをつくる。このデッキは、月見ができる縁台のような、床に座布団を敷いて座るような、直接、床に座れるようなイメージだ。
部屋から出てすぐのバルコニー部分は、ベンチのように軽く腰掛けられるような、ちょうど良い高さに設定する。たくさんの人がたくさん集まれるスペースと軽く腰掛けられるように一段高いスペースと2段構えのデッキスペースだ。

デッキ以外には、あんまり手を入れないで、とにかく邪魔なものは撤去してしまう。特に、既存のバルコニーにくっついている手すりは、とっても邪魔なので切ってしまう。窓際についているカーテンレールも即撤去だ。そして、残りはひたすら白く塗る。一部もともとのいい感じの部分は残すものの、壁も天井も、枠も扉も基本、真っ白に塗る。これがもっともお金がかからない。

あとは、剥がれてきている軒裏を補修したり、外壁や雨戸を同じ色で塗装したり、簡単な塀をたてたり、(いわゆる敷地境界線には壁が立ってないのだ。)などの最低限の工事のみをおこなう。

それだけでも、かかるものはかかるので、さらに安くするため、自分たちで出来るところはセルフビルドでやることにする。
インテリアの床の板とカーペットの設置だけ業者さんにお願いをして、
そのほか、壁や天井の塗装や、床のバリをとり、ステインで色をつけて、ウレタンニスで艶をだしたり、そんなことは、自分たちでやることにした。

こんな適当な感じが戸建リノベの良いところだと思う。
でも、セルフビルドって楽しいんだけど、結構大変で、とても疲れるので、今夏は中には。。。と思っていたけど、結局、ズルズルとしちゃうのが問題なんだけどね。。。

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このブログについて

房総の魅力に取り憑かれて早数年。サーフィンを始めたのがキッカケだった。ある時からこの場所が、まだ未開だけど、とっても魅力的な場所に見えてきた。
波はイイし、魚は美味いし、自然も多い。そして、東京から近いし、土地の値段も手ごろだ・・・。ふと気がつけば、家まで買ってリノベーション中。
いつもは東京、福岡、金沢、たまに海外と飛び回り、色んな計画に没頭。
一見、関係ないような出来事がキッカケで、いつのまにか面白いプロジェクトへとつながっていくのがおもしろい。
しかし、時間ができたら安息の地、房総へ。「房総R不動産」を始めたのはサーフィンに行く口実といわれてもしょうがないか。
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著者紹介

吉里裕也
SPEAC 代表取締役
R不動産 代表取締役
TOOLBOX 取締役

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