お盆も終わりになるころ、
いすみ(千葉県いすみ市)で花火大会があった。
とっても小さな花火大会で、
国吉(くによし)という、ちょっと内陸のほうに入ったところで行われる。
周りは里山と田んぼといった風景。
暗くてわかりにくいけど、周りは田んぼ。本当に真っ暗。
そんな山の中で、約220発の花火が打ち上げられる。
隅田川の花火大会は、21,500発なので、その100分の1。
なんともこじんまりとした規模なのだ。
ただ、この数。わりと気持ちが良い。
人ごみなんて皆無。
だれーもいない、真っ暗な田んぼの中で鑑賞。
30分くらいでさらっと終わるので集中力が持続できる。
昔、金沢に住んでいたとき、
近所で花火の音がなって、走って見に行ったことを思い出した。
なんか、祭り的な要素の高揚する気分と、
田舎の田んぼ的な、ホッとする気分。
現地の人からみると特別なことじゃないかもしれないけど、
東京にいる僕らから見ると、
ゆったりと花火を見れることがどれだけ贅沢なことか。。
規模が大きいことが、いつでも良いとは限らないのです。
大きな花火大会もいいけど、
身近な小さな花火の方もたまにはよいものですね。