一宮から車で5分くらいの太東ビーチ。夕方にふらりと行ってみた。夏の終わり独特の空気。今にも朽ちそうなベンチがポツンとあった。
ぼーっと海を眺めていると、少しづつ暗くなり、白かった満月が輝き始めた。サーファーたちが海から上がり、砂浜を歩いているのが見える。
向こうに見えているのは太東漁港。港の灯りが次第に明るさを増していく。ほんの10分足らずだったと思う。でも、こんなに時間をはっきり感じたのは久しぶりだった。夏の終わりの海。
東京R不動産のディレクターでもある馬場正尊が、ふとしたきっかけから房総に土地を買い、家を建て、生活を始めるまでのストーリー。資金調達から家の設計、周辺の環境や人々との交流、サーフィンの上達? まで。彼の人生は些細な気づきから、大きくそれていくことになる。馬場家の東京都心と房総海辺の二拠点生活はこうして始まった。房総R不動産トップページへ
馬場正尊