『まずはその地に一度、足を踏み入れてみないとわからない』
今回の物件訪問へのご縁であらためて思いました。
物件があるのは我孫子市。おそらく房総R初登場でしょう。
今回は手賀沼のほとりにある、駅近マンションのフルリノベーション賃貸最上階物件をご紹介。
我孫子エリアはかつて野菜や水産物を江戸へ供給する産地として栄え、手賀沼の周辺には多くの水田や畑が広がっています。そこに棲みつく虫や小魚を狙って集まる野鳥の宝庫となっており、ひとつの生態系を間近に感じ取ることができます。
また志賀直哉や武者小路実篤、柳宗悦といった「白樺派」の拠点としても知られており、いまも邸宅跡地が残っており記念館で民芸運動について知ることができます。
手賀沼は北側の我孫子市、南側の柏市のシンボルのひとつで東西に延びた全周約38kmの大きな水がめ。かつては【日本一汚れた沼】なんて不名誉な事も言われておりましたが、まだまだ途上ながら水質環境は良くなっています。
またベッドタウンエリアであるため若い世帯を中心に転入者も多く、手賀沼周辺には元気な農家さん、オシャレなカフェやレストランも続々と増えている印象。手賀沼のほとりにある道の駅には朝9時の開店を待つ、新鮮野菜を求める行列がありました。
市役所に「手賀沼課」があるあたりは本気度を感じます!
都心に近いのに自然が多いのも特徴的。
手賀沼沿いには大小10を超える公園があり、どの公園も特徴的。直売所が併設されていたり、BBQができたり、ただただ風景を満喫するためにあったりと…
水辺を活かしたアクティビティも充実。沼の周囲はサイクリングロードとして整備をされているところも多く、サイクリストやランナーをはじめ、釣りやキャンプ、SUPなどを楽しむ人々もこのエリアを訪れます。
手賀沼をぐるっと1周、回ってみて思ったのは、
「自然をテーマに多種多様な楽しみ方ができるベッドタウン」
だということ。買う・遊ぶ・食べる・憩うが揃ったエリアでかつ利便性が高い街という印象がありました。
都心へのアクセスも良く、JR上野東京ラインを使って東京駅まで40分ほど。駅からも徒歩圏内なので利便性は良さそう。
物件周辺には商業施設も多く買い物には困りません。レストランやカフェも続々と出店しております。
また目の前には居心地の良い公園があり、その前には手賀沼の大パノラマが。また公園隣には図書館を併設した立派なコミニュティ施設があり、イベントホールやギャラリーがあるほか、ヨガやピラティス、手話にそば打ちまで様々な教室があるのも特徴的。
さて、物件の話ですが…
元々は地方行政の要職を歴任し、関東大震災後に焼け野原となった東京の再建に尽力した宮尾舜治の別荘「霞葭荘(かかそう)」があった場所。
手賀沼の静けさと、その風景に寄り添うようにたたずむ姿を別荘の名に込められており今もなお、マンションの中庭にはその門扉がそっと残されています。
現在絶賛、フルリノベーション中で今回は玄関先までのご紹介。
間取図からぜひ、妄想を深めてください(笑)
トップの写真はベランダからの光景です!
奥にははっきりと、手賀大橋がかかる手賀沼の大パノラマ。
ぜひ一度、実際の目でピカピカの室内とバルコニーからの景色をお楽しみいただければと思います。
ちなみに8月に開催される花火大会では、2会場からの打ち上げをベランダから楽しめるとのこと。
このエリアがすっかりお気に入りのひとつとなりました。
これからもっともっと素敵になりそうな期待を込めて、
Viva ! T・E・G・A !!