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2009.9.24

家を丸洗い

馬場正尊
 

この家の外装が、ほとんどガラス面であるのは、
メンテナンスの側面からは、とても有利だ。
というのは、ガラスはほとんど劣化せず、汚れもすぐ落ちるから。
設計するときから、ズボラな僕は、できるだけ家のメンテナンスや掃除をしたくなかった。
この家にガラス面が多い理由のひとつは掃除のしやすさなのだ。

とはいえ、強い横風が吹くと、砂を舞い上げて、それがガラス窓に付着する。
そればっかりは仕方がない。

夏になって、樹のマイブームは「家の丸洗い」だ。

ホースから噴射する水圧と、飛び散る水しぶきが気持ちいいらしく、
家をぐるっと囲むテラスから、樹は家を攻撃する。
結果的にそれがガラス窓掃除になっていて、けっこう小奇麗になっている。

最初から丸洗いできる家をつくろうとしていた。
車の洗車のように、外から水圧で汚れを落とせれば手っ取り早い。
それは織り込み済みだったが、まさかその作業が4歳の子どもの係になるのは想定外。

うちは、家の中はルンバくんが、外は樹くんが掃除に一役かってくれる。


(編集部註:この記事は8月に書かれたものです)

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このブログについて

東京R不動産のディレクターでもある馬場正尊が、ふとしたきっかけから房総に土地を買い、家を建て、生活を始めるまでのストーリー。資金調達から家の設計、周辺の環境や人々との交流、サーフィンの上達? まで。彼の人生は些細な気づきから、大きくそれていくことになる。馬場家の東京都心と房総海辺の二拠点生活はこうして始まった。
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