近くまで来たので、久々にパン屋のnayaに立ち寄ろうと思った。
が、通り過ぎてしまった。
というのは、風景が変わっていたからだ。
今のnayaはこんなふうになっている。
植物がワイルドに生い茂っていて、
奥の建物が見えにくくなっているのだ。
前にnayaをここで紹介したときと比べると、庭の植物がにぎやかになった。
まさに、野生。
フランスにあるようなソバージュな庭に育っている。
こんな庭をつくれる人のパンがうまくないわけがない。
こりゃ、たまんない。
見ただけでうまそうだ。
カウンターの上に、何やら白い袋が並んでいる。
それは取り置きの分らしい。
「ん? 取り置きが可能になったのか!」
それは朗報。訪れるたびに、品切れのことが多かったから。
きっと僕のような移住者が増えているからだろう。
それに対応してもらっている。
nayaはずいぶん忙しくなって、
忙しすぎて店員さんが体調を壊した、という噂を聞いた。
(あくまで噂として聞いただけですが・・・)
確かにおいしいのだ。
房総でゆっくりとした時間を過ごすはずが、
もしかしたら東京にいる頃より忙しくなったのでは?
と、心配してしまう。
(こうやって書くからいけないんじゃないか・・・すみません)
駅からも住宅地からも遠い、
ポツンとたたずむように建っていた店なのだけど、
おいしければ、そこには確実にお客さん通う。
nayaの前のワイルドな庭を眺めながら、
改めてそんなことを考えた。
※nayaは店舗名が「人舟(イセン)」に変わりました。
https://madoisen.com