日本3大朝市のひとつが、実は房総にございます。
今回ご紹介するのはその朝市と海を庭にしてしまうような物件です。
勝浦市の市街地、駅から徒歩圏内の場所にその物件はありました。
商業エリアのはずれにある、およそ300坪の敷地に長方形の白く特徴的な外観の建物が佇む。
建物は大きく存在感があり、間取りは7つの居室に広さ20畳ほどのリビングダイニング、そして屋根裏部屋となっております。
ガレージも併設されており2台分は余裕で入るサイズ。ガレージの前にも数台置くことができます。
居室は和室と洋室が半々で配置されており、2階の和室は洋室から変更されているようで和モダンな印象を受けました。7つも部屋があるので大解放のスペースとしての再編成もアリかも知れません。もちろん大家族でも問題は無し!
この建物は鉄筋コンクリート造でリビングダイニングには印象的な丸く太い柱がありました。ベランダも広さ十分、正面にはこんもりとした山が聳えております。
瓦の深いグレーと空の青さとのコントラストが印象的。
またこの物件、敷地の形状が面白い。
まるで犬の横顔?または馬の横顔??そんな感じなのです。
三方から道路に囲まれ、メインエントランスとなる西側そして現在は畑として使われている南側は公道と接しております。面白い形状なのでぜひうまく活用して欲しいのですが、もしどうしても…ということであれば分筆のご相談も可能ですので遠慮なく!
建物や土地はさる事ながら、この物件の最大の魅力は立地であろう。
徒歩10〜15分圏内で生活に必要な施設や店舗はほぼ賄えます。駅やスーパーをはじめ、市役所や郵便局、警察署も徒歩圏内。
そして何より、歩いてすぐで勝浦の朝市。
60段の石段にズラッと並ぶひな祭りで有名な遠見岬神社のふもとで水曜日以外は毎日開催、430年以上続く歴史があります。
朝採りの魚介や野菜が朝早くから並び、ここでの買い物は人と人との触れ合いの場。近くに駐車場も完備されているので
週末にはかなりの賑わいを見せています。
朝市を通り抜けると目の前にはカツオの水揚げで有名な勝浦の漁港。港のはずれには釣りを楽しむ人々、その隣には透明度の高い海水浴場。
少し車を走らせると歴史的に有名なサーフスポットや眺望が見事な岬の公園や海中散歩ができるスポットなどなど…
話し出すときりが無くなってしまいます(笑)
もう少しだけお付き合いください。
物件のすぐ周りにも魅力が点在。お隣さんが昔ながらの味のある旅館、その隣には地元で有名なお寿司屋さんが並んでいます。
そして斜向かいにはクラフト系のブルワリーが。
え?仕事終わりが楽しそうって??
そうなのです!朝も楽しいですが、夜もきっと楽しそう。
例えば都内の勤め先から電車や高速バスを使って帰ってきて
駅からてくてくと街並みを眺めながら歩いていく。
途中でお気に入りの焼き鳥屋さんを見つけおつまみの数本を買い、家の目の前のブルワリーに持ち込んで出来立ての一杯をグイッと。
居合わせた人々と談笑しながらちょっと飲み過ぎちゃう。
でも家はそぐそば、帰りの心配は無い。
勝浦の街の賑わい、そして海を「庭」にする。
探せば探すほど、魅力はどんどん溢れ出てくるでしょう。
物件周囲の観光資源の豊富さや生活への利便性を考えると
もちろん移住や週末拠点としての住まいとしては言うまでもなく、加えてお勧めしたいのは建物の大きさを活用した宿泊施設や企業の福利厚生施設である。
単に寝泊まりする場だけではなく、周辺の街の魅力を堪能しながら勝浦という街を知り、ぜひ馴染んでいってほしい。
メディアで都心から近い避暑の街として話題になりながらも、県内でいちばん人口の少ない市と言われている勝浦市。
若い移住者も増えている話も聞くので、街の価値を再発見しながらこれまでと違った視点での発信もきっと活発になる事であろう。
この物件もその一端を担うような、秘めたる力を持っていそうだ。